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KDDI「山口衛星通信所」が宇宙の玄関口に、海外通信を支えた57年の拠点が低軌道衛星時代に狙う新たな役割

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KDDI山口衛星通信所に立つ直径34mと32mのパラボラアンテナ。今は国立天文台と山口大学が電波望遠鏡として使っている。特別な許可を得て撮影
KDDI山口衛星通信所に立つ直径34mと32mのパラボラアンテナ。今は国立天文台と山口大学が電波望遠鏡として使っている。特別な許可を得て撮影(写真:筆者撮影)
  • 石井 徹 モバイル・ITライター

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山口市の山あいに、直径32mと34mのパラボラアンテナが2基立っている。1979年と80年に造られ、かつては海外との国際通信を担った。今は国立天文台と山口大学の観測に回り、通信ではなく天体の電波を拾っている。

海外との通信は、その脇に並ぶ、大きくても直径18mのアンテナ群が引き受けている。KDDIの山口衛星通信所は、1969年の開設から57年でそういう場所になった。

KDDIの松田浩路社長は9月2日、この衛星通信所を軸に山口県と地域活性化包括連携協定を結んだ。産業振興、デジタル人材育成、防災、観光など6項目で連携する。松田氏は岩国市の出身で、締結式の挨拶を「ふるさと県でございますので、大変うれしく思っております」と切り出した。

協定書を手にするKDDIの松田浩路社長(左)と山口県の村岡嗣政知事(写真:筆者撮影)
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