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新商品の「ヒット率は0%」とAIが予測→それでも社長はGOを決断 コンサルが社長に進言した《AI特有の盲点》とは

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「ヒット率0%」というAIの判断に従おうとしていた社長を翻意させた提案とは(写真:yuto@photographer/PIXTA)
  • 堀場 英雄 「学び方」の革新を目指す複業家、多読英語塾「BOOK i LAND」創業者・学長、iU(情報経営イノベーション専門職大学)客員教授
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【答え】「AIがはじき出した“一致率の低さ”は、"ブルーオーシャンの可能性"を秘めているということです!」

実際の企業で、「頭を洗う習慣がなかった地域でシャンプーを売るには、どうしたらいいか?」という難題がありました。シャンプーが売れない理由をよく探ってみると、「大きく高価なので買いづらい」という問題が明らかに。そこでは、「小分け」がブレイクスルーポイントになったのです。

基本的に、小口化することは利益率を高めます。さらに売価も下がるので、買いやすくなります。「みんな頭を洗っていないし、そこに市場なんてあるわけがない……」で思考が止まってしまうようでは、『新たな』市場で挑戦する切符を手に入れることはできないのです。

冒頭のクイズの「0%」は、ちょっと極端かもしれません。では逆に、もしAIからこの新商品が「ヒット確率90%」と高評価だった場合、それは何を意味するでしょうか?

これは、「すでに市場に存在するヒット商品と、よく似ている」ということです。つまり、そこはすでに巨大な競合がひしめく「レッドオーシャン」であり、資本力に劣る中堅メーカーが今から参入しても、巨人たちの価格競争に巻き込まれて、まず勝てません。ここでは、大手以外は手を出してはいけません。

AmazonをディスったMBA帰りの上司たち

「Amazon.comって、儲かるビジネスになるの?」――かつて、あのAmazonも、ハーバードビジネススクールなどで議論になっていた時期がありました。

当時、私は外資企業で社会人を始めたばかりでしたが、私の周りにいたMBA帰りの上司の多くが、「あれはダメだろう……」「インターネットで本を売ってどうするの??」と、うまくいくはずがないという意見でした。当時AIがあったならば、同じように「ダメだと思う」と言ったに違いありません。

しかし、商材として本の利幅は低くとも、Amazonは、腐らず在庫しやすいという本の商品特性を活かして、まずはネットで売る「仕組み」をつくることに成功しました。そこからの躍進は、ご存じの通りです。

AIの限界は、あくまで「過去のデータ」からパターンを見つけだし、その線上に乗って、外挿(既知の数値データから、データの範囲外で予想される数値を求めること)できる未来を予測するところまでです。

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