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ビジネス #鉄道最前線

小田急新松田「ほかにはない役割」担う駅の裏側  「ふじさん」はホームに入らず…でもJR接続の重要拠点

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小田急新松田駅 小田原管区 後藤晃伸管区長
小田急電鉄新松田駅のホーム。小田原管区の後藤晃伸管区長兼小田原駅長が同駅を管轄する秦野駅長も兼任している(記者撮影)
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後藤管区長は1987年4月に入社後、約8年間新宿駅で駅員として勤務した。「SE車前面の『あさぎり』の愛称板を外して取り替えたり、洗ってホームで乾かしたりしていました」と思い出を語る。

車内で「走る喫茶室」のサービスがあった時代、車両に給水をするのも駅員の仕事だったという。「水を扱うし、ホースの先も金属だったので、気をつけないと感電しちゃうんですよ」。

小田原管区の後藤管区長と森田主任。新宿方面から見て新松田駅の手前でJR御殿場線への連絡線が右へ分かれる(記者撮影)

SE車と「あさぎり」の思い出

SE車は5両編成を2本つなげて10両編成で運行することがあった。「A号車・B号車と分かれていて通り抜けはできないのですが、特急の改札で間違えたほうに案内してしまい、あとで怒られたことがあります」。

【写真を見る】後藤管区長の若手駅員時代の思い出に残る「あさぎり」の愛称板、側面の「A号車」「B号車」の表示も。1編成5両がまるまる保存されていたころのSE車の貴重な姿

ロマンスカーの車両はSEからRSE、そしてMSEと世代交代。そして列車の愛称もあさぎりからふじさんと改まったが、連絡線の役割は昔も今も変わらない。ふじさん号の運転や新造車両の搬入を陰で支える新松田駅は、小田急のなかでは目立たない駅かもしれないが、ほかにはない役割を担っている。

【写真を見る】小田急新松田「ほかにはない役割」担う駅の裏側  「ふじさん」はホームに入らず…でもJR接続の重要拠点(95枚)
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