前編では、一般道として役目を終えながらも、30年以上にわたってそのままにされていた青海橋を取り上げ、歴史に翻弄され続けた悲しき背景を探っていった。
お台場にまだまだある「廃墟」を巡ろう
東京都心のきらびやかなエリアに「廃墟」があるなんて、異様なことに思えるかもしれない。しかし実は、お台場には他にも時代に忘れ去られたかのように放置された場所がある。撤去工事で消えてしまう前に訪れてみよう。
今回紹介する1つ目の「廃墟」は、青海橋のとなりにかかる「夢の大橋」のすぐそば。青海側から有明側に渡ると左手に現れる、このボコボコとふくらんだ謎の物体だ。
筆者は幼いころから何度もお台場に行き「夢の大橋」を渡ってきたはずなのだが……こんなにも現代アートのようなビジュアルをした物体があるとはまったく気づかなかった。「廃墟」は生活のすぐそばにあっても、見ようとしなければ見えないものなのかもしれない。


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