実際、トヨタアリーナ東京の周辺は、橋を渡った先の有明エリアを含め、次々と新施設が生まれている場所だ。最後に、お台場の「次世代」を担う施設を紹介しよう。
特に驚いたのは「東京ドリームパーク」の盛況。取材時は夏休みかつ、イベント「100%ドラえもん&フレンズ in 東京」が開催中だったこともあってか、レストランはファミリー層で大変な混雑だった。
個人的には、「フジテレビの街」だと思っていたお台場に、「テレビ朝日」が進出しているというのも興味深いと感じた。ゆりかもめに乗っている最中、フジテレビの球体展望室が見えるタイミングを狙ったかのように「ドラえもん」イベントの宣伝が流れてくるので、勝手にヒヤヒヤしてしまう。
「静寂の青海」は今しか味わえない
都市博に翻弄された街は、着実に進化を続けている。橋向こうの「東京ドリームパーク」での賑わいを見るに、青海駅前も再開発が進みさえすれば、すぐに子どもたちの笑顔あふれる「お台場」らしい姿を取り戻せそうな気がしてならない。
今は過渡期にあるからこそ、「廃墟」感が目立ってしまうだけ。新施設が話題になれば、すぐにイマーシブ・フォート東京や青海橋などがあったことは忘れ去られ、ガラリとフレッシュな空気に入れ替わるだろう。
現在トヨタアリーナ東京以外のパレットタウン跡地開発は詳細が明かされていないものの、数年のうちに景色が変わっていく可能性もある。今後青海エリアが迎える新たな時代に期待しつつも、今しか味わえない「静寂の青海」散策を楽しんでみよう。


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