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ビジネス #鉄道最前線

鉄道やバスで行ける「昭和のレトロ自動販売機」 全国の街道沿いに点在、同じタイプでも味が違う

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「ドライブイン古城」のうどん・そば自販機(筆者撮影)
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予讃線の海岸寺駅を過ぎると、海沿いに出る。途中、年に2日のみ営業する、日本一短い営業時間の臨時駅・津島ノ宮駅を過ぎた。それについては以前書いたが、2026年は駅舎がなくなってしまい、ただの更地の駅となってしまったのが寂しい。

通り過ぎる津島ノ宮駅(筆者撮影)

そして伊予三島駅に到着。駅前のなだらかな下り坂を歩き、幹線道路沿いを15分ほど進むと、「大久保自販店三島販売所」がある。うどん自販機は建物の外壁沿いにドリンクの自販機と共に設置されていた。

「大久保自販店三島販売所」(筆者撮影)

こちらは「ドライブイン古城」と同じタイプのレトロ自販機で(たいていこの自販機だが)、2つのボタンは共に「うどん」300円となっていた。さっそく買ってみる。が、あたりにいすやテーブルがない。これはどうやって食べたらよいものか。出てきたうどんの熱すぎる器を持って、うろうろ。写真を撮りたいが、地面に置くのはいただけない。幸い誰も人がいなかったので、海側にある車止めの上にうどんを置き、なんとか撮影した。

三島販売所の天ぷらうどん(筆者撮影)

うどんは茹で麺に半分に切った天ぷらがのり、ワカメも入る。麺は太め、出汁は関西風でなかなかおいしい。とにかく器が熱くて持って食べるのが大変だった。出汁はヤマモリという関西などで有名なメーカーを使用。麺は地元の喜井商会で、自販機用に手打ちで作ってもらっている。天ぷらは広島県福山市にあるコスモ食品株式会社のものだそうだ。

左右のボタンは同じなのに味が違う?

そこからさらに一駅先の、伊予寒川駅から歩いて20分くらいの場所に、「大久保自販店寒川販売所」がある。

「大久保自販店寒川販売所」(筆者撮影)

先ほどの三島販売所と同じところが経営しており、ベンチが設置してあって助かった。こちらも海が目の前にあり、景色が開けているため気持ちがよい。メニューは同じく天ぷらうどんのみで300円。具材も味も同じはずなのだが、先ほどと微妙に違って感じた。

「大久保自販店」の大久保さんによると、「タンクの出汁は、濃縮出汁を水で薄めて使うので、水の入れ加減で多少味が違うことがあるかもしれませんね。ちなみに2つのボタンのうち、右のボタンは右のタンク、左のボタンは左のタンクから出汁が注がれるので、左右で味が違うこともあるかも」と笑っていた。

寒川販売所の天ぷらうどんと自販機(筆者撮影)
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