10年以上、同じ場所で一つの夢に向かって努力し続ける。
いつもふらふらしている人間からしたら、尊敬せずにはいられない。アイドルの話だ。
STARTO ENTERTAINMENT社(以下、STARTO社)から、新たなグループ「KEY TO LIT」のデビューが発表された。これは「キテレツ」と読む。今冬、ユニバーサルミュージックからCDデビューする。ド派手なギラギラ衣装に、キラキラの扇子を持って舞い踊る。一度見たら忘れられないインパクトがある5人組だ。
「若い新しい子たちなんでしょ?」と思う人もいるかもしれない。しかし、最年少は23歳、最年長は29歳。10年以上「ジュニア」として活動してきたメンバーたちが集まっている。
そもそも「デビュー」とは?
STARTO社では一般に、CDデビュー前のタレントを「ジュニア」と呼ぶ。
ジュニアといえど、すでに映画やドラマ、バラエティなどで活躍しており、STARTO社のタレント層は厚い。中でも、グループを組んでいるジュニアはごく一部で、KEY TO LITは現在5都市を巡るアリーナツアーの真っ最中。5都市21公演、約23万8000人の動員を予定している。
アイドルにあまり興味のない人にこの話をすると、だいたい驚かれる。
「このままでもいいんじゃない?」「デビューすると何が変わるの?」と感じてしまうかもしれない。
さらに、今はアーティストやアイドルがSpotifyやApple Musicなど配信のみで楽曲をリリースすることも多い。
しかし、STARTO社のジュニアの場合、オリジナル曲があっても一般の音楽配信サービスでいつでも聴ける訳ではない。YouTubeでライブ映像を見ることはできても、「気に入ったからサブスクで聴こう」と思っても見つからないのだ。
カラオケも同じだ。


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