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ライフ #街とキャンパス

「早慶戦で"コンピューター外語専門学校"と心ないヤジ」「学生はレポートで超多忙」…革新的だった「慶應SFC」の意外な舞台裏

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慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス SFC
「慶應義塾藤沢キャンパス」とする案もあったが、略すと「KFC」となるため却下された(写真:筆者撮影/敷地外から撮影しトリミング)
  • 松本 史 フリーランス編集・ライター

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少子化が進んだことで、大学キャンパスを移転・再編し、学部・学科の新設・再編を絡める動きが相次いでいる。そして、その背景には社会の変化や法律の影響、様々な人間ドラマがある。
連載「街とキャンパス」。第3回は慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(通称SFC)を取り上げる。
前編はこちら:「くさい堆肥の匂いがする」と学生は悶絶も…特命課長が極秘で土地買収の根回しした「藤沢・慶應SFC」誘致の意外な"顛末"

1990年4月に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(通称:SFC)は開設されたが、文部省から正式な認可がおりたのは89年12月22日と、かなり直前だった。学生募集は認可後からのスタートなので、受験生が集まるか気を揉んだそうだが、想定以上の応募があり、初年度は定員を大きく上回る入学者となった。

ドタバタは試験だけではなかった。実はSFCはキャンパスが未完成のままスタートしている。全ての建物が完成したのは翌年で、初年度は工事現場の中にキャンパスがあるかのようだった。合格後に見学にきた女子生徒が、立ち入り禁止の看板の前で「建物が見えない」と泣き出すようなこともあったという。

日吉キャンパスでの入学式の翌日、4月5日が初めてのSFC登校日で、遠藤地区の住民が新入生を歓迎した。慶應の公式YouTubeにある映像では、くす玉から「ようこそ遠藤へ」の垂れ幕が飛び出し、幼稚園児の鼓笛隊、地域住民による餅つきと、さながら地元のお祭りのようだ。地域から歓待されていることは新入生に十分伝わっただろう。

早慶戦で受けたヤジ

連節バス・ツインライナー。全長約18メートルあるが、ラッシュ時は隙間もないほど混み合う(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「早慶戦で"コンピューター外語専門学校"と心ないヤジ」「学生はレポートで超多忙」…革新的だった「慶應SFC」の意外な舞台裏(15枚)
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