有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #自動車最前線

メルセデス・ベンツ新型「CLA」の真価とは…ハイブリッドモデルの「180」と「220」を比較、買うべきはどちらなのか

9分で読める
2026年7月9日に発売されたメルセデス・ベンツの新型「CLA」(写真:三木 宏章)
2/5 PAGES
EVともシャシーを共用する新型CLAはフロントのエンジンベイを比較的コンパクトにしたいため、収めるエンジンも小型で高効率のものを新設計(写真:三木 宏章)

新世代のエンジンは「限られたスペースを有効に使うことを前提に設計した」と、かつて私が開発エンジニアから聞いたとおり、コンパクトさが特徴だ。

その新しさは、マイルドハイブリッドシステム。従来のメルセデス・ベンツは、パワートレインの効率化を図るためにISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)やBSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)を組み合わせていたが、新型CLAに搭載されるシステムは、それとも違うもの。

ボディサイズは、CLA180/220ともに全長4725(AMGラインパッケージ装着車は4730)mm✕全幅1835mm✕全高1470(AMGラインパッケージ装着車は1455)mmで、ホイールベースは2790mm(写真:三木 宏章)

次世代のマイルドハイブリッドシステムでは、モーターは8段デュアルクラッチ式のギアボックスに組み込んである。ここには、加えてインバーターも搭載され、3つを合体させることで高密度なパッケージを実現したとメルセデスは言う。

モーターを積極的に使う設計であり、例えばエンジン始動時も従来のようなピニオンギアを排し、モーターとクラッチを使う。低負荷の走行時は駆動系をエンジンと切り離して、軽い加速時はモーターで車輪を駆動するという仕組みだ。

エンジン自体にはターボチャージャーが搭載され、モーターの働きは、上記のように効率よい走行を実現するところにあるようだ。実際、感心させられたのは、時速10km/hを超えるあたりまで(「85Nmぐらいまで」とメルセデス・ベンツは説明)、モーターだけで走れること。そして加速が力強い。

CLA180とCLA220の違い

サイドウインドウのグラフィクスはキャビンを少しコンパクトに見せようとしている(写真:三木 宏章)
CLA22もCLA180同様、キャビンはコンパクトに見えるが実際のルーフの前後長はパッケージのため長めにとられている(写真:三木 宏章)

CLA180は、最高出力100kW、最大トルク200Nmで、これに最大トルク200Nmの48ボルトのハイブリッドモジュールが組み合わされている。そのため、こちらでも十分以上と言いたくなるくらい、低速で力がある。

市街地で軽い渋滞にはまって、緩やかな加速しかできないようなとき、エンジンを停止させたまま走ることも可能だ。エンジンの自動オン/オフ機能を使っている際、先述のとおり、ピニオンギアがないのでショックもほとんど感じさせない。遮音や振動抑制も徹底したと言うだけあって、実際に快適だ。

3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数