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図工の授業を思い出す…「ボンド木工用」がロングセラーになるまでの紆余曲折 子どもに認知してもらうための工夫とは?

10分で読める
接着剤と木材
「ボンド木工用」はどこの会社が作っているのか?(写真:nara/PIXTA)

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最近迎え入れた子犬が、わが家のありとあらゆるものを破壊する。あまりにも頻繁なので、壊れたものを修理するために「ボンド木工用」を常備するようになった。

キャビネットの引き出しから黄色いずんぐりしたボディを取り出す。赤いキャップを外すと、樹脂とマヨネーズが混じったようなにおいが広がった。日本で義務教育を受けた人なら、それだけで強制的に学校の工作室に引き戻されてしまうだろう。

(本記事は後編に続きます)

商品名が先行して「企業名」を覚えてもらえない…

ボンド、セロハンテープ、バンドエイド、サランラップ。どこの家庭にでも当たり前にあるこれらの商品には、1つの共通点がある。いずれも商品名が有名になりすぎて、一般名詞化してしまっていることだ。

セロハンテープはニチバン、バンドエイドはJohnson&Johnson、サランラップは旭化成ホームプロダクツが製造・販売している商品だ。

では、「ボンド木工用」はどこの会社が作っているのか。ふと気になって黄色いパッケージを裏返すと、「コニシ株式会社」とある。ニチバンや旭化成と比べると、一般消費者にはあまりなじみのない企業名かもしれない。

黄色いボディに赤いキャップ。見慣れた「ボンド木工用」を作っているのは、コニシ(写真:コニシ)

「ボンド木工用」は、合成接着剤のトップブランドだ。しかし、コニシという会社のルーツは、意外にもアルコールや工業薬品の卸問屋にあった。

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