次々と起こる問題にある背景
「忙しいとは心を亡くすと書く。だからいつも忙しい状態にしてはいけませんよ」
20代の後半に、ある経営者から言われた言葉。たしかに、忙しさの中にいると、ほかの人への気遣いもできなくなり、不満が増え、心のゆとりがなくなっていきます。
とはいえ、忙しい状態を卒業し、ゆとりある状態にしたくても、日々の仕事に起こる問題は簡単にはなくなりません。むしろ、やればやるほど問題が増えるということも。
たとえば、私が最初にお世話になった会社ではコールセンターの仕事をしました。お待ちいただくお客様が非常に多く、クレーム対応に追われる日々。クレームが増えるから対応時間が伸びる。結果としてお待ちいただくお客様が増えて、また満足度が下がっていく……。
そんな負のループの最中で上から降りてくる指示は、「とにかく短い時間で対応しなさい」というものでした。


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