有料会員登録 東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

問題が起こるたびに対処していたら"仕事が終わらない"に決まってる…要領の悪い人が知らない「一石三鳥」の仕事術

7分で読める
要領のいい人が最初に考えること
要領のいい人が自然とやっている思考法とはどのようなものなのでしょうか(写真:KY/PIXTA)
2/5 PAGES

とはいえ、怒っているお客様に「早く電話を切ってください」と言えるわけもなく。仕方ないから一度電話を切って、掛け直し対応をすることでその場をしのぎ、一般の対応時間を過ぎてから、ゆっくり対応させていただくなどということも。

なぜこんなことになってしまったのか?

その原因は、対応品質でもなければ、コールシステム上の問題でもなかったのです。現場ではわからなかった本当の原因。それは、数字管理がまったくできていないということでした。問題は1つずつ起きているのではなく、構造のどこかに共通原因があるということ。そして、原因さえつかめば複数の問題は一気に解決するという事実です。

多くの人が「作業が多い」「人間関係が大変」「ミスが増える」などと個別に扱いますが、その裏にある根っこは意外と1つだったりします。問題の種類で分類するのではなく、その背景にある共通項でまとめて捉える。これが要領のいい人が自然とやっている思考法です。

たとえば、「タスクの遅延」「上司からの催促」「部下の混乱」「ミスの増加」「気持ちの余裕のなさ」。

一見すると、まったく別々の問題に見えますが「スケジュールに余白がない」という共通原因があるだけで、すべてがつながります。

原因の種類が1つなら、手を入れる場所も1つでよいわけです。

起きている問題を3つ書き出す

この視点が身につくと、行動の質は劇的に上がります。

要領のいい人ほど問題に直面した際、「この問題を片づけるとき、同時に解決できることはないか?」「この問題を生んでいる根本原因は何か?」と自然に問いを立てています。この2つの問いの習慣だけで選ぶ行動が変わり、同じ努力でも得られる成果が増えていくはずです。

忙しさから抜け出せない人の多くは、問題が起きるたびに、その都度「別々の対処」を積み重ねています。しかし要領のいい人は、複数の問題の裏側にある1つの原因を見抜き、そこに手を入れることで、同時解決を実現しています。

3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数