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「自分より立場が弱い相手にイライラをぶつける人」と「すぐに自分の足りないところを責める人」の根底に共通する悪癖

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ネガティブな感情を押し殺していると、ポジティブな感情まで失ってしまうという(写真:buritora/PIXTA)

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ネガティブな感情に隠された心の奥には、必ずその人のポジティブな本心が隠れています――。こう語るエグゼクティブ・メンタルコーチの平本あきお氏によれば、抑えこまれ続けた感情は、やがて「他人責め」か「自分責め」のいずれかの形で表に出てくることが多いといいます。
一見、正反対のように見えるこの2つの根っこに実は同じ原因があるというのは、いったいどういうことなのでしょうか。平本氏の著書『感情は全部出し切ったほうがいい つい、自分の気持ちを我慢しすぎてしまう人のためのメンタルスキル』から一部を抜粋・編集する形で解説します。

「闇」を出し切らないと「光」は見えてこない

怒りや悲しみ、恨み、妬み、不満、不平……こうしたネガティブ感情を感じること自体は、けっして悪いことではありません。むしろ、それは人間としてごく自然な反応です。

ただし、やってほしくないことがあります。それは、ネガティブな感情を、そのまま人にぶつけること。誰かを責めたり、感情をぶつけたりしても、問題はこじれるばかりです。

ときどき人前で怒りを爆発させる人がいますが、そういう人がそれで心からスッキリしているかというと、そんなことはありません。実際には、怒りや不満を出し切れていないからこそ、ちょっとしたことでまたすぐに怒りのスイッチが入ってしまうのです。

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