次期iOSとなる「iOS 27」のパブリックベータ版が、7月から公開されている。現在はバージョン2になり、秋の正式版に向け、徐々に完成度を高めている。iOS 27では、“出遅れている”と言われていたAIを大きく強化しており、Apple Intelligenceが刷新される。文脈や画面上の情報を読みながら、アプリを連携動作させることが可能な「Siri AI」はその代表例だ。
できることが一気に変わるため、派手な印象のあるSiri AIだが、iOS 27では、それ以外の部分にもパワーアップしたAIの力を使い、より使い勝手を上げている。筆者が注目したのは、コーディングに近い使い方だ。iOS 27では、複雑な条件分岐を含んだショートカットや、プログラムに近いSafariの拡張機能などを、普段の言葉で指示して作らせることができる。
アプリやWebサービスなどのプログラミングを書かせるコーディングは、AIの用途として大きな注目を集めており、成果も出しているが、iPhone上でも簡易的な機能を普段使う言語だけで組めるようになる。使うだけのiPhoneから、作れるiPhoneになると言えるだろう。パブリックベータ版に基づき、そんな使い方を解説していく。
言葉で説明するだけで作れるようになるショートカット
iOSには、ショートカットというアプリが内蔵されており、設定変更やアプリを組み合わせて、ワンタップでさまざまな動作をさせることが可能だ。AirDropの設定をワンタッチですべての人に切り替えるような単純なものから、特定の音声コマンドに反応して、現在地の天気や指定した場所までの移動時間などを組み合わせて読み上げるブリーフィングのようなものまで、さまざまな操作を簡略化できる。


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