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「ケンティーがアイドル俳優を演じる」設定先行の作品と思いきや…中島健人"主演映画"がキャリアに迷う社会人に刺さる訳

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映画『ラブ≠コメディ』
「お仕事映画」としての完成度が好評の、映画『ラブ≠コメディ』(ラブノットコメディ) Ⓒ2026 Storm Labels Inc. All Rights Reserved.

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中島健人が、アイドル俳優を演じる。この設定を知り、「絶対に見にいこう」と思っていた映画『ラブ≠コメディ』。見終えると、「得意な仕事」と「やりたい仕事」のズレについて考えさせられた。

中島が演じるのは、俳優としても活動するアイドル・神崎麗司。ラブコメ作品への出演を重ねてきた人気俳優だが、褒められるのは「顔の良さ」や「胸キュン演技」ばかり。30歳を目前に、ラブコメ以外の作品でも評価されたいと焦っている。

“本人”を思わせる設定と、振り切ったコメディ演技も見どころだ。Filmarksの「7月第1週公開映画の初日満足度ランキング」では1位を獲得するなど、実際に見た人からの評価が高い。

経験を積んだ人ほど陥りやすい「強みの呪い」は、華やかな芸能界に限った話ではない。

中島健人が演じるからこそ、現実と役柄が重なる

「最初はキュン! じゃんけん恋!」

「LOVE KENTY!」

これほど甘いフレーズを自然に歌える男性アイドルは、そう多くないだろう。しかもこの二つのフレーズは、いずれも中島自身が書いた歌詞である。

中島といえば、「ケンティー」「セクシーサンキュー」「キラキラした王子様」といった印象がある人が多いはずだ。ファンが期待するアイドル像を、照れずにとことんやり切りながら、自分で新たなアイドル像を作ってきた人だとも感じる。

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