3)引っぱって離す:
ねじる前に戻り、つまんだ皮膚を少しだけ外側へ引っぱり、3秒間キープしてからパッと離します。これを3回繰り返します。
(※足先に手が届かない場合は、手の小指でも代用可能です。)
ケア2 腰が軽くなる「お腹」の皮膚つまみ
デスクワークなどで運動不足になりがちな方は、身体の前側(お腹側)の筋肉が縮んで硬くなっています。すると、後ろ側にある腰の筋肉が常に無理やり引っぱられている状態になり、この過度な緊張が慢性の腰痛を引き起こします。解消するには、縮んで硬くなったお腹の皮膚をゆるめるのが一番の近道です。
1)「脂肪」ごとつまむ:
手の親指と残りの指で、お腹の皮膚を「縦」に寄せるようにつまみます。皮下脂肪ごとつまんで軽く引っぱると効果的です。
2)3秒間キープして離す:
そのままわずかに引っぱり、3秒間キープしてからパッと指を離して脱力します。
3)ラインに沿って繰り返す:
おへそを通る体の真ん中のライン(正中線)や、左右の乳首から垂直に下りたライン(乳首ライン)に沿って、数回に分けて縦につまむと、腰全体をカバーできるためおすすめです。
4)「乳首ライン」をつまむ:
左右の乳首から、縦に垂直に下りた2本のラインを指します。両手でこのラインを上から数回に分けて縦につまみ、3秒間キープしては離します。下着をつけていても、ケアの効果に支障はありません。お腹のやや側面を効率よくカバーでき、ここをゆるめると、腰の側面や腰の片側だけが痛む場合にも効果的です。正中線とこの乳首ラインを併せて縦につまむと、腰全体をカバーできるのでおすすめです。
慢性の痛みは、決して「筋肉の衰え」や「軟骨のすり減り」だけが原因ではありません。脳が過剰に身体を守ろうとしている「誤作動」のサインなのです。長引く痛みに悩んでいるビジネスパーソンの方は、今日から「痛いから強く揉む」「無理に伸ばす」ことをやめ、皮膚をやさしく「つまんで、ひっぱる」ロジカルなケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。


