チキン、ビーフ、ラム……安い肉は万国共通で「チキン」と相場は決まっている。私はメニュー表に書かれた『チキン・シャワルマ』という約800円のケバブを注文。店員さんから「飲み物は何にする?」と聞かれたので、「レコマンドプリーズ(おすすめをお願いします)」と返したら、ほう、やはりそうきましたか、飲むヨーグルト約300円をおすすめされた。
10分ほど席で待っていると、店員さんが「ニイハオ」と言いながら食事を持ってきてくれた(私は「ジャパン!」と返しながら受け取った)。ケバブの重さはずっしりで、体重56.7キロの私でも十分満足できそうな量だ。どんな味がするんだろう。いただきまーす。ガブリ。ムシャムシャ。ん?
ケバブの断面を確認すると、白色のソースがたっぷりと入っている。この味、この酸味……うん、これはヨーグルトソースだ! 事前に何も調べてなかったこともあり、「この国ではケバブにもヨーグルトを使うのか!」といった感動があった。同時に、「これだけ大量にヨーグルトを摂取したらそろそろお腹が緩くなるのではないか」といった不安も生まれた。
ヨーグルトの効果なのだろう、油っぽいはずのケバブには“重さ”を感じない。スッと食べれてしまう感覚があった。味もいい感じ。ケバブの中には大量のチキン、フライドポテト、ピクルスのような野菜が入っており、様々な食感が楽しい。街のあちらこちらにケバブ屋が営業していたこともあり、私は翌日もブルガリアケバブを選択。
大聖堂・世界遺産・旧ソ連
ヨーグルト国家の市内観光編についても紹介しよう。総合評価としては、ボチボチやなぁ。フランスのパリやジャパンのキョウトなど、世界の有名観光地にはさすがに勝てなさそうだけど……観光客は圧倒的に少ないし、日本人を1組も目撃しないローカルな環境は、それはそれで正直アリだよね、と考える私のような「旅人」に好かれそうな国だと感じた。

