交渉やプレゼンの場では、あなたが相手に信じ込ませたいのは「自信」や「落ち着き」であるはず。本来は、穏やかな「幸福」の表情でいることが理想です。
では、あなたは緊張しているときに、穏やかな笑顔を作れる自信はありますか?
「自信がある」と答えられる人は、よほど場慣れをしていて、メンタルが強い人だと思います。多くの人は取り繕って笑おうとしても、こわばった笑顔になってしまうのではないでしょうか。
でも、それでは相手に緊張していることが一発でバレてしまい、場合によっては、頼りない印象を与えてしまうかもしれません。
自分がどんな表情をしていて相手にどのような感情が伝わっているのか、正確に把握することは、とても重要なことです。本当は隠したい「緊張」や「自信のなさ」がうっかり漏れて相手に伝わってしまうことで、あなたの経験や技量が低く評価されてしまいかねないからです。
そうならないために、これから表情作りのコツを詳しく解説していきます。
「本心」は顔上部に現れる
人の顔には30種類以上の筋肉があります。顔の上半分に比べて、下半分の筋肉は自分の意志でコントロールしやすいとされています。顔の下部には口があり、食べたり話したりと、普段から使用頻度が高く神経が発達しているからです。
一方、個人差はありますが、目や眉毛の周りは、自分で制御するのが難しいため、本心が表れやすいエリアです。笑いをこらえている人の顔の表情を思い出してみてください。唇をかんで口の周りは隠せても、目の周りの笑いは隠せません。
逆に楽しくないときにカメラを向けられて笑顔を作ろうとしたとき、難しいのは目の周り、顔の上半分の表情です。人によっては硬くなってしまい、不自然な笑顔、または「目が笑っていない」笑顔になってしまいます。

