頬や目の周りの表情が豊かであれば、口の周りが笑っていなくても自然な笑顔に見えます。誰も「口が笑っていない」などとは言わないものです。つまり、笑顔に限らず、顔の上半分の表情は下半分の表情よりもインパクトが強く、「あなたの本心の感情」という印象を相手に与えることになります。
表情を作る「裏ワザ」とポイント
とはいえ、表情をコントロールしようとしても、口で言うほど簡単ではないかもしれません。表情を作るのがどうしても苦手という人もいるでしょう。
そのような人は、役者が演技のトレーニングで用いる方法をぜひ参考にしてみてください。
役者は演技をするとき、実際に自分が体験した出来事を思い出して感情を呼び起こします。たとえば、かわいがっていたペットが死んだときのことを思い出したり、友人とバカ騒ぎをしたときのことを思い出しながらセリフを読めば、リアルな表情を作ることができる、というわけです。
繰り返し練習することで、いちいち過去を思い出さなくても次第に表情を操れるようになります。ぜひ、鏡で自分の顔を見ながら、先ほど紹介した「万国共通の7つの表情」を作る練習をしてみてください。
ポイントは、目の周りの動きを意識することです。うまくコントロールできれば、表情は単なる「顔の感情表現」ではなく「マインド・ハック」のための強力な武器となります。


