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富士山で1週間に2度遭難した外国人男性(27)公費での救助に議論百出…山に登るなら覚悟すべき"自己責任の取り方"

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夏の富士登山
その登山、備えは万全でしょうか?(写真: yasuki/PIXTA)
  • 羽根田 治 フリーライター/長野県山岳遭難防止アドバイザー

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8月11日は「山の日」。近郊の山にハイキングに出かけたり、あるいは日本一の山・富士山に登ったりする人も多いことでしょう。でも、遭難への備えは万全ですか?
新刊『低山遭難 「まさかの遭難」から生きて帰った人たち』を上梓した羽根田 治氏が、「山の日」に改めて考えたい、登山者としての心構えを解説します。

富士山登山規制から1年、効果のほどは

今年も富士山が山開きを迎え、2026年の夏山シーズンが開幕した。

富士山には山梨県側からの吉田ルート、静岡県側からの須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートの計4本の登山道があり、山梨県では毎年7月1日に、静岡県では7月10日に山開きが行なわれていた。

しかし、吉田ルートと須走ルートは8合目で合流しているため、吉田ルートを登ってきた登山者が、下山するときに誤って須走ルートに入り込んでしまうという混乱があとを絶たなかった。

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このため、静岡県は山梨県と歩調を合わせ、今年から須走ルートのみ吉田ルートと同じ7月1日に山開きを行なった。御殿場ルートと富士宮ルートについては、例年どおり7月10日に開山した。

その富士山では、かねて登山道の大渋滞や自然環境へのダメージ、弾丸登山などのオーバーツーリズムが大きな問題となっていたことから、山梨県側では2024年より、静岡県側では25年より登山規制が導入されるようになった。

初めて両県で規制が実施された昨年、シーズンが終わってみれば、遭難件数・遭難者数は山梨県側が3件3人(前年比2件2人減)、静岡県側は36件36人(前年比17件30人減)、死者は両県ともに0人(前年の山梨県側は3人、静岡県側は6人)と、はっきり目に見える効果が表れた。

また、どの登山道でも著しい混雑は発生せず、弾丸登山など危険行為も減少したという。

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