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カリフォルニア州に負ける日本経済? 「名目GDP」に惑わされない"購買力平価"で見た本当の実力

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GDPと世界の順位
名目GDPだけでは真の経済力は測れません(写真:ヒラリーマン。/PIXTA)
  • 安田 佐和子 ストリート・インサイツ代表取締役、経済アナリスト

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ドイツに抜かれ、米カリフォルニア州にも及ばないと報じられる日本経済。しかし、為替に左右される名目GDPだけで真の経済力は測れません。本稿では、『経済指標のキホン 数値から将来を読み解く』より一部抜粋のうえ、購買力平価や歴史的視点から、世界経済の「本当の姿」をお伝えします。

名目GDPによる各国比較

サッカーで国ごとの順位を国際サッカー連盟(FIFA)のポイントでランク付けするように、経済力をGDPで比較しようとすることがよくあります。しかし、(1)名目GDP、(2)購買力平価(PPP)、という2つの方法のどちらを使うかで見え方が大きく異なる点に注意が必要です。

最も一般的な方法は、各国通貨建ての名目GDPを為替レートでドルに換算する方法です。国際通貨基金(IMF)や世界銀行もこの方式を採用しています。

IMFのデータベースで2025年の名目GDPを見ると、1位は米国で30兆7671億ドル(約4862兆円、ドル円=158円)、2位は中国で19兆6262億ドル(約3101兆円)、3位はドイツで5兆481億ドル(約798兆円)、4位は日本で4兆4352億ドル(約701兆円)、5位は英国で4兆30億ドル(約632兆円)です。

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