改行を多用した詩的なレイアウトで始まり、結びは「本当にごめんね」という砕けたひと言で締めくくられていた。この一件はデイリー新潮が7月18日、「『この男を信じた私たちがバカだった』『引退するアイドル気取りか?』辞任したれいわ山本太郎代表が党内関係者に送った『ポエム風文書』のヤバさ」という見出しで報じている。
記事が掲載されたYahoo!ニュースサイト内でも、《「ごめんね」で締めくくる対応は、組織の代表としてあまりにも無責任だ》というコメントが寄せられていた。
冷静に考えれば、この場面は本来、同情を引けたはずの局面である。速度超過という不祥事を理由にした辞任は、簡潔で儀礼的な文書であれば「潔い幕引き」として受け止められる余地があった。
ところが、文書の様式そのものが新たな火種になり、辞任の理由よりも「文書の書き方」のほうが批判の的になってしまった。SNS上での反応を見ても、この文書が公開された直後から否定的な意見が大勢を占める状態が続いており、内容の是非より先に、見た目の様式が評価を決めてしまった典型例だと言える。
もし同じ内容を、宛名・簡潔な経緯説明・儀礼的な結語という定型的な体裁で発表していたらどうだったか。おそらく「不祥事の重さ」自体への批判は残ったとしても、「人間性そのものへの疑念」にまでは発展しなかったのではないか。今回、批判の矛先が辞任の理由そのものよりも文書の書きぶりに集中したことこそが、体裁の持つ影響力の大きさを物語っている。
謝罪動画なのに"ダブル短パン"だった鬼越トマホーク
同じ週、お笑いコンビ・鬼越トマホークの良ちゃん氏も、別の意味で「見た目」の失敗をしていた。良ちゃん氏はアンジャッシュ・渡部建氏への投稿を巡る騒動を受け、7月17日にXで謝罪の意を表明。21日には相方の金ちゃん氏とともにYouTubeで動画を公開し、渡部氏へ直接謝罪したことを報告した。

