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なぜ『VIVANT』は「4話まで正体を明かさなかった」のか、視聴率右肩上がりを生んだ"知られざる計算" 第2期は異例の2クール放送

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『VIVANT』第2期は、7月26日から2クールにわたり放映される(画像:TBS「VIVANT」HPより)

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7月26日、待望久しい『VIVANT』(TBSテレビ系)第2期の放送がスタートする。予告映像や新キャストなども公開され、視聴者の期待も日増しに高まっている。しかも今回は、近年の連続ドラマとしてはきわめて珍しい2クール、つまり半年間の放送という長丁場。なぜ『VIVANT』は、このような異例の超大作になり得たのだろうか?(本文中敬称略)

初回は11.5%だったが…右肩上がりに盛り上がった第1期

説明の要もないが、『VIVANT』はTBSの老舗ドラマ枠「日曜劇場」の1作。第1期の放送は2023年7月から9月まで。全10回だった。脚本は、『半沢直樹』(2013年版)や今年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で知られる八津弘之、そして李正美、宮本勇人、山本奈奈の共同執筆。

内容を一言で言えば、複雑な国際情勢を背景にしたスパイアクションもの(公式では「アドベンチャードラマ」と呼んでいる)である。堺雅人演じる主人公・乃木憂助は商社員。ただそれは表の顔で、実は自衛隊の「別班」と呼ばれる非公式の情報諜報組織の一員。つまり、諜報活動をおこなう工作員ということになる。

商社員として巻き込まれた誤送金トラブルの真相を明らかにするため、中央アジアに位置する国であるバルカ共和国に向かった乃木は、事件を探るうちにテロ組織・テントの存在に行き当たり、命の危険にさらされながらも真相を突き止めようとする。そこに乃木の出生の秘密も絡み、お互い敵か味方か判別のつかない登場人物たちによる波乱に富んだ物語が展開する。

初回の視聴率こそ11.5%(関東地区世帯視聴率。ビデオリサーチ調べ。以下同じ)だったが、その後盛り上がりを見せ、最終話では19.6%と近年のドラマとしては際立った高視聴率を記録した。SNSなどの口コミを通じて面白いという評判が広がっていたことも大きいだろう。

加えて、第1期のラストで新たな謎やミッションの存在を示唆するような描写もあったため、俄然続編への期待も高まった。そして昨年6月、テレビ番組に出演した堺雅人が自ら続編制作の決定を発表。同時に2026年放送予定であることも明かされ、今日に至るというわけだ。第2期の初回は公式サイトで「第1話」ではなく「第11話」とクレジットされている。

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