リCOがある22階は、イベントスペースやカフェスペースもあり、まさにCO-ENを体現するフロアとなっている。カフェスペースは夕方以降にバーへと変化してビールやワインを楽しめる。山本氏が日本ソムリエ協会認定のワインエキスパートということもあり、ワインは常時7~8本を常備しているという力の入れようだ。つまみもナッツやチーズ盛り合わせからピザにパスタと充実している。
宴会利用も受け入れている。例えば管理栄養士が監修した5500円のコースでは「クスクスとスパイスチキンの彩サラダ」に始まり「びんちょうマグロの藁焼き~料理長特製昆布だし薬味ポン酢~」や「国産牛タリアータ&国産豚の西京焼き」と専門店顔負けの品目を提供する。最低10人から受け付けており、繁忙期には1日に何組も宴会を開くほどの盛況だという。
単なる福利厚生の域を超えている
ここまで飲食を中心に触れてきたが、リCOのいすやテーブルは、これまでオフィス提案を行ってきた知見を生かして食事にも仕事にも使えるようなものを採用している。そのため、食事をせずに仕事に集中する人も何人かいた。
このように、コアは社食でありながらランチを含めた飲食だけでなく、さまざまな用途へと間口を極限まで場を広げた点が、リCOの特徴だ。単なる福利厚生の域を超えて、わざわざ使いたくなる、集まりたくなる社食、そして「行ってみたくなるオフィス」のモデルケースといえるだろう。
(本記事は前編の続きです)

