有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

頭がキーンとしにくいフワフワ食感にファン続出、氷がチョコ味の「進化系かき氷」が覆す「チョコ=夏売れない」という常識

7分で読める
チョコレートかき氷
氷そのものがチョコ味の「チョコレートかき氷」(写真:Minimal - Bean to Bar Chocolate -)
  • 市川 歩美 ジャーナリスト/チョコレートジャーナリスト
2/5 PAGES

「きれい」「大きい、綿あめみたい!」。東京・日本橋浜町のチョコレート専門店「nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO(ネル クラフト チョコレート トーキョー)」を訪れると、女性たちの声が弾んでいた。テーブルに運ばれてきたのは、夏の名物メニュー「カカオ金時」だ。

nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO「カカオ金時」1650円(税込)。チョコレートと練乳の2層のソースが添えられている(写真:筆者撮影)

グラスにふわっと載ったチョコレートの氷は、わたあめのよう。考案したのはシェフ・ショコラティエの村田友希さん。

自家製チョコレート(ベトナム産カカオ)と水あめや水を合わせた氷を削る。食べ進めると、小豆入りの氷や自家製のあんが現れ、チョコレートから小豆へと味わいがグラデーションとなっている。銀箔やソースが添えられ、高級デザートのようだ。

チョコレートもあんも自家製。氷も手作業で削られている(写真:筆者撮影)

村田さんは「秋冬だけでなく、1年中チョコレートを楽しんでもらえる店でありたい」との思いで、開業した2019年の夏からかき氷を提供している。年々人気が高まり、現在は開店前から並ぶ人も多い。1日約50杯の限定数が売り切れる日がほとんどだという。

日本文化を体験できるコンテンツにも

「気温が上がるほどかき氷を求める方が増えます。チョコレートが敬遠されがちな暑い季節も、かき氷をきっかけに店に足を運び、同時にチョコレートを購入してくださる方が多いです」(村田さん)

かき氷は夏場の集客を支え、売り上げの向上にもつながっている。同店はHAMACHO HOTEL TOKYO内にあり、夏季はホテルが「カカオ金時」付きの宿泊プランを販売している。

3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数