縦につなげると聞いて、室内に階段のある住まいを想像したが、外の共用階段で上下階を行き来する構造だ。2部屋借りて暮らすイメージに近い。
下の4階には、広い土間玄関があり、LDK、浴室やトイレなど水まわりが配置されている。中央にキッチンが置かれ、小上がりのリビングやダイニング、サンルームともつながっている。板で空間が仕切られているが、閉じた印象はあまりない。
サンルーム横に洗濯機置き場が設けられ、洗濯が終わったらサンルームやベランダに干すこともでき、洗濯の動線が短くまとめられていた。竣工は21年でコロナ禍にあたり、サンルームやベランダで「ベランピング」も想定されていたという。
上下を行き来しながら、暮らしの場面を切り替える
上階へは、靴を履いて一度玄関を出る。共用階段を使って5階へ上がると、寝室やワークスペース、子どもの勉強場所などが配置されていた。浴室のあった場所は冷蔵庫も置けるミニキッチンとなっていて、トイレもあり、補助的な生活機能も備えている。
4階が生活の拠点、5階は寝る場所や仕事、勉強の場所として使う。リモートワークがしやすい配置で、上下を行き来しながら、暮らしの場面を切り替えられる住戸である。


※ログイン後、コメント入力が可能です。