資産価値が高いマンションはどこか。マンション情報サイト「マンションレビュー」を運営するワンノブアカインドのデータを基に、資産性の高いマンションをランキング化した。資産性を測る偏差値は、同社が収集した物件概要などのデータに基づき、建物の特性や立地、築年数、権利形態の安定性といった要素を客観的に評価し点数化したものだ。今回は分析対象とした神奈川の2万1823棟、千葉の8553棟、埼玉の9005棟のうち、それぞれ偏差値の高い物件を取り上げる。
長期的な中古マンション価格の変動を見ると、東京以外の首都圏ではさいたま市の伸び率が最も高い。東京カンテイによると、東京カンテイによると、さいたま市の中古マンション価格は2020年初めから6割近く上昇し、直近の26年6月は4311万円(70㎡換算)だった。
流山おおたかの森のマンションが1年で3割値上がり
埼玉県のランキング上位は、浦和・大宮・武蔵浦和・川口に集中している。野村不動産などが手がけた26年5月竣工の「URAWA THE TOWER」は1億8000万円台。浦和アドレスの物件の多くが、1億円を超えている。
神奈川は上位20件が、武蔵小杉・横浜・みなとみらいに集中する。これらの上位物件は30階以上が80%、300戸以上が85%で、大規模タワーマンションがほとんどだ。今回のランキングで神奈川県内の価格トップは、元町・中華街から徒歩2分の「パークコート山下公園」の2億5795万円だった。
対して千葉はランキング上位の地域が、市川・本八幡・津田沼・流山おおたかの森・柏の葉・柏たなか・海浜幕張など複数の拠点駅に分散している。市川と本八幡は1億円を超える物件が目立つ。一方、流山おおたかの森や柏の葉は8000万円前後の価格帯だが、直近1年間の価格上昇率は高い。流山おおたかの森から徒歩3分にある「シティテラスおおたかの森ステーションコート」の26年1〜5月の販売価格は8145万円(70㎡換算)で、前年比約3割の値上がりとなった。
「駅距離」:最寄駅への近さやアクセス利便性を評価
「駅力」:交通利便性や駅の規模、商業集積、街の将来性、取引単価などを評価
「分譲会社」:複数ある場合は主な会社名を掲載
「販売価格」:70㎡換算の価格。2025年、26年の1〜5月の平均坪単価(推計)をベースに計算
(出所)マンション情報サイト「マンションレビュー」(ワンノブアカインド運営)
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