今回の商品を食べていて改めて感じたのは、「お湯がいらない」という価値の大きさである。
まず、利用シーンが広がる。オフィスでもいい。車内でもいい。アウトドアやイベント会場でもいい。これまでカップ麺はお湯を確保できる場所でなければ食べられなかった。しかし「冷しカップヌードル」なら、その制約が大きく緩和される。
「災害時の備蓄食品」「ローリングストック」としての有用性
さらに重要なのが防災の視点だ。災害時の備蓄食品としてカップ麺は定番だが、実際には課題も多い。停電や断水が発生した状況で、お湯を確保するのは簡単ではない。ガスが使えないケースもある。
その点、「冷しカップヌードル」は冷水だけで調理できる。もちろん飲料水は必要だが、加熱工程が不要になる意味は大きい。
通常のフライ麺を使ったカップ麺も長時間かければ水で戻すことができるが、その美味しさは「冷しカップヌードル」には及ばない。
近年、防災の世界では「ローリングストック」という考え方が広がっている。非常食を特別に保管するのではなく、日常的に消費しながら補充していく方法だ。
災害時には精神的なストレスも大きい。そんな時に食べ慣れた味があることは想像以上の安心感につながる。非常食だから仕方なく食べるのではなく、普段から好きで食べている商品を備蓄する。
その意味でも、「冷しカップヌードル」は非常に相性が良い。一度食べて気に入った人なら、そのまま家庭の備蓄リストに加える価値は十分にあるだろう。

