有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

AI襲来で「10人中9人」が不要になる業界も…「金融は危険、ITは安全」と単純に言えない、業界別《AI影響度》の本質

9分で読める
AIに追い出されるビジネスパーソンのイメージ
将来、AIに代替されるかもしれない「AI影響度」の大きい業務とは?(写真:innakreativ/PIXTA)

INDEX

AIの浸透によって、産業や個人の業務の在り方はどのように、どれだけ変化するのでしょうか。大手企業のAI/IoTを中心とした新規技術開発・事業開発を支援してきた松田雄馬氏が、AIに淘汰されずに市場価値を発揮し続けるために必要な姿勢を語ります。松田氏の新著『AI覇権戦争』から一部抜粋、編集してお届けします。

多くの人が直感している通り、AIは、あらゆる業務に役立つだけでなく、あらゆる業界の構造を根本から変革します。その意味で、AIの影響を受けない業界はありません。

あらゆる業界は「破壊」される可能性があり、そのうえで、「生まれ変わる」ポテンシャルを持っています。そうした状況を改めて把握するために、いま、業界ごとにどのような変革が起ころうとしているかを俯瞰してみましょう。

今後5年で8300万の職が消える

世界の政財界の要人が集う世界経済フォーラムは、“Future of Jobs Report 2023”というレポートのなかで、今後5年間で約8300万の職が消滅し、6900万の職が新たに生まれると推計しています[1]。

また、ゴールドマン・サックスは、生成AIが世界で約3億人分の仕事に影響を与えうると試算しました[2]。さらに、米国プリンストン大学における計算機科学の名誉教授であるエドワード・フェルテンらは、職業ごとの「AI影響度」を定量化し、どの職種・領域がどの程度の影響を受けやすいかの分析を行っています[3]。ILO(国際労働機関)もまた、生成AIが特定の職業群に高い影響を与える可能性を報告しています[4]。

こうしたレポート・論文のなかで、業界ごとにどのような指摘がなされているのかを表にまとめました。

業界ごとのAI影響度(画像:『AI覇権戦争』より)
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数