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ビジネス #鉄道最前線

近鉄宇治山田駅長に聞く「まだ知らない」駅の裏側 「火の見櫓」付きの駅舎、普段は入れない"塔"の内部は?

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近鉄宇治山田駅 駅長と助役
近畿日本鉄道・宇治山田駅の山本一史駅長(左)と伊藤直光助役(記者撮影)
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近鉄線では外宮は伊勢市駅、内宮は五十鈴川駅と、宇治山田駅の両隣が距離的には最寄り駅。外宮から先に参拝する“ならわし”に従えば、「伊勢市駅→(徒歩)→外宮→(バス)→内宮→(バス)→五十鈴川駅」が定番のルートとなる。宇治山田駅はいまでも路線バスの拠点だが、外宮と内宮を結ぶ連節車両の特急バス「神都ライナー」は発着しない。

それでも駅舎の写真を撮ったり、土産物を買ったりするため帰りに立ち寄る観光客は少なくない。1階には伊勢名物「赤福」の売り場や、土産物を取り揃えた「ファミリーマート」が営業している。駅舎自体が旅の最後の思い出となる観光スポットの1つになっていると言えそうだ。

関係者以外は立ち入れない「4階」部分。火の見櫓への急階段が天井へ伸びる(記者撮影)
【写真をもっと見る】かつて消防本部の詰所があった駅舎南端。ホーム上の「通行禁止」の階段を上がった建物内部はどうなってるのか

観光向けばかりでない一面も

駅を利用するのは観光客ばかりではない。山本駅長と伊藤助役によると「伊勢市駅は通勤、宇治山田駅は通学で地元の方の利用が多いのが特徴」という。駅東側には県立の伊勢高校、伊勢工業高校、宇治山田商業高校のほか、私立の伊勢学園高校、皇学館高校、そして皇学館大学がある。ターンテーブルの真下のスペースは学生向けの自転車置き場となっている。

11月1日には近鉄名古屋―賢島間を走るレストラン列車「Les Saveurs (レ・サヴール)志摩」がデビューする。20年に一度の式年遷宮は、「伊勢志摩ライナー」「しまかぜ」といった新型特急車両導入など、近鉄にとってもサービス強化のきっかけになってきた。何度も式年遷宮を経験してきた宇治山田駅。伊勢志摩エリアの拠点駅としての役割は昔も今も変わらない。

【写真を見る】近鉄宇治山田駅長に聞く「まだ知らない」駅の裏側 「火の見櫓」付きの駅舎、普段は入れない"塔"の内部は?(96枚)
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