「釣りたてのアジの刺身で、一杯やりたいねえ」。釣りよりも、新鮮な魚を肴に飲むために参加したミカン。
「皆で食べられるほど、釣れるのかなあ」。終始心配げなM。釣りは今までの人生で一度もしたことがないそうです。
「船釣りは私もほぼしたことがないけど、船頭さんが魚群探知器使って釣れるポイントに連れて行ってくれるし、大丈夫だと思うな。むしろ、釣れすぎてどうしようって感じになるかもよ」。私は、楽観していました。
釣れた魚は居酒屋へ持ち込み
「釣れた魚は、お店に持って行って調理してもらうんですよね」と、Hさん。予約など仕切ってくれたMが「そう。近くの居酒屋さんでね、1人2000円で持ち込んだ魚食べさせてくれるの。4人で予約してあるよ」とうなずきました。
サビキ用のイワシのツミレが入ったバケツが船の縁に間隔を置いて備え付けられ、その前に1人ずつ座ります。私たち4人は船の右舷中程に並びました。
「この帽子、見た目はビミョーだけど日除け用で優秀なんだよ」と、私がかぶっている黒地に白の水玉のリボンが付いた帽子を隣にいるミカンに自慢すると、「帽子は私も……あ、しまった! サングラス忘れてもうたっ! 持ってこようと思ってたんに!」と、ミカンが悔しがりました。
やや曇り空でしたが海の照り返しがきついので、サングラスはあったほうが過ごしやすいです。

