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ライフ #くらたまの「人生後半、独り旅」

50代、人生後半の生きがい探しに「子どもの頃の楽しさ」は通用するか 55歳漫画家がアジ釣りで経験した"渋すぎる現実"

9分で読める
釣りをする女児
子どもの頃の楽しい経験。人生後半でも通用するのでしょうか(写真:マハロ/PIXTA)
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人間、年齢を重ねるにつれ変わっていくものもあります。昔苦手だったものを好きになるとか、逆に楽しかったことがつまらなくなってしまうとか。でも、基本的には人間は成長してもずっと地続き、他人の感性になるわけではありません。感覚の大元は、変わらないまま残っているはずです。

私が今後の人生で情熱を傾けられそうなこと。1つ可能性を感じているのが、「釣り」です。

子どもの頃、親に連れられて海や川で釣りをしていました。川の場合はフナやハヤ、海の場合は磯で小型のベラやメジナなどを釣って、家で親が佃煮や刺身、フライなどに調理して食べていました。おいしかったと思いますが、当時は食べることより、釣ることそのものがとても楽しかったんですよね。

なのでこのたび、久しぶりに釣りに行ってみることにしました。

東京湾のアジ釣りを決行

装備も何もないし、知識もないので、まずは専門家におんぶに抱っこで「漁師が主催する、体1つで行ける船釣り」に申し込みました。今回も周囲から希望者を募り、いつもの女友だちミカン、M、そして皆の飲み仲間でもある唯一の男性Hさんと4人で行くことになりました。

場所は神奈川県。都内都心から電車で1時間ほどの駅に船長に車で迎えにきてもらい、数分で到着する船小屋から船で東京湾へ、アジを釣りに行きます。参加料金は男性のほうが高く、女性4500円、男性6500円でした。

船長の指導で1人ずつライフジャケットを着て、長靴に履き替え、船に乗り込みます。参加者は全部で15~16人くらいでした。家族連れもいて、少し男性が多いかなというくらいです。

出発前。「釣りまくるぞ」とはりきっていたが…(写真:筆者提供)
釣り舟は予想よりかなり大きかった(写真:筆者提供)
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