「家族仲が良く、ご両親と旅行や外食によく出かけているようです。ただ、料理はお母さん任せで、自分ではほとんど作ったことがないと言っていました。欲しいものは買える生活のようで、お金遣いが心配です。お金に対する考え方をすり合わせしたいです」
もちろん、実家暮らしだから家事ができない、金遣いが荒いとは限らないし、そこは個人差があるだろう。それでも婚活では、「実家暮らしかどうか」は、生活力や経済観念、精神的な自立を推し量る1つの指標として受け止められている。
変化する時代を受け入れる
婚活市場は、社会の価値観を映し出す鏡でもある。
かつての結婚では、「男性は経済力」「女性は若さや家庭性」といった性別による役割が重視されていた。しかし今、婚活市場で求められているのは、「男だから」「女だから」ではなく、1人の人間として自立し、相手を尊重しながら、ともに人生を築いていけるかどうかなのだ。
だからこそ、親時代の結婚の成功体験や古い固定観念にとらわれたままでは、ご縁をつかむことは難しい。変化する時代を受け入れ、自分自身の価値観もアップデートしていくことが、幸せな結婚への近道なのではないだろうか。

