いよいよ、季節は夏本番。暑さで料理をする気力も衰えがちなとき、強い味方になるのが電子レンジです。
電子レンジはなぜ、火を使わずに短時間で食材を温めることができるのでしょうか。電子レンジ加熱は、煮たり焼いたりといったほかの加熱方法とは原理が異なります。
一般的な加熱は外から熱エネルギーを加え、食品の表面から温度を上昇させますが、電子レンジはマイクロ波を食品に照射し、内部の分子を激しく回転・振動させて熱を発生させる仕組みです。そのため、マイクロ波の影響を受けやすい「水分子」などは温度が上がりやすい一方、分子が大きくて動きにくい「タンパク質」や「でんぷん」などの分子は温度が上がりにくいという特徴があります。
レンジで加熱してもふっくらさせるコツ
「レンジ加熱は水を温めるのが得意」と理解すると、料理の幅がぐっと広がります。例えば、今回ご紹介する「豚肉のしょうが蒸し」では、皿に野菜を敷き、その野菜から出る蒸気で豚肉を加熱していきます。水分子を直接加熱するレンジ調理は水分が蒸発しやすく、肉単体で加熱すると乾燥して固くなりがちという弱点があるのですが、この方法を使えば肉がふっくらと蒸し上がります。
材料 2人分
豚こま肉 200g
しょうゆ 大さじ1+2分の1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
ショウガ 20g
カット野菜 200g(炒め野菜ミックス)

