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国土拡張の野心はトランプだけではなかった 1803年「史上最大のバーゲン」と言われた"ルイジアナ買収"の舞台裏

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「史上最大のバーゲン」と評された、アメリカによるルイジアナ買収の舞台裏とは(写真:uraneva/PIXTA)

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安全保障上の重要性やレアアースの確保といった狙いから、グリーンランドの領有に意欲を示しているトランプ大統領の言動は、現代を生きる私たちの目にはいささか現実離れをしたものに映りますが、実は過去をひも解けば、アメリカの歴史とは「領土拡張」の歴史であったとも言えます。
そこで本稿では、高等学校国語科教諭で著述家の後藤武士氏の著書『読むだけですっきりわかるアメリカ史』から一部を抜粋・編集する形で、アメリカがその国土を一気に倍に拡張させ、「史上最大のバーゲン」と評されたルイジアナ買収の舞台裏をお届けします。

史上最大のバーゲンと言われる「ルイジアナ買収」

独立宣言の起草者ジェファソンは多才な人だった。

科学、建築、言語学、農業など多岐にわたる分野で専門家級の知識を持っていたことから、「アメリカ史上最高の博識家」とも称されている。バージニア大学の創設者であるばかりかその校舎の設計も自ら担当している。

奴隷制廃止論者だった一方でインディアンの強制移住政策を最初に打ち出した大統領でもある。親仏家で重農主義者だった彼は1801年から1809年まで2期8年大統領職を務めた。

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