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政治・経済・投資 #唐鎌大輔の円が映す日本の未来

〈1ドル160円超〉の円安と〈日経平均7万円〉の株高が同居する日本で進む「インフレの優勝劣敗」

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格差是正のための投資促進策が広げる格差(写真: NewStella / PIXTA)
  • 唐鎌 大輔 みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト
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INDEX

日々の照会に接していると、円安や円金利上昇については直感的な納得感を抱く向きが多い一方、日経平均株価指数の堅調に関しては依然として疑義を抱く向きは多いようだ。「日本経済が存在感を低下させるに伴って通貨安や金利上昇が慢性化している」という不安が徐々に広がる今日、株価の続伸に矛盾や違和感を覚えるのは自然である。

しかし、株価は国力の裏返しでもなければ、景気循環と安定した関係を約束する計数でもない。むしろ、株価指数の大幅上昇は経済大国や成熟した先進国で起きているわけではなく、どちらかと言えば、経済・金融情勢が不安定な国で見られる現象である。

株価上昇率が18位の日本より上の国々

表は日本で円安局面が始まった2022年から足元までの間について、自国通貨の変化率(対ドル)と株価指数の変化率、そしてインフレ率をブルームバーグのデータを基に並べたものだ。

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