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キャリア・教育

「10人に1人が通信制高校に進学する」時代に、親はなにをすべきか? 海外ではなく「国内に留学」する選択肢も

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桜の下でバスケットボールを持つ男子学生
高校進学において「通信制」や「地域留学」といった選択をする生徒が増えてきた(写真:keyphoto/PIXTA)
  • 山本 尚毅 日本総合研究所創発戦略センター所属
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地域みらい留学を受け入れることは自治体側にもメリットがある。例えば岩手県の西和賀町では、過疎化により学校閉鎖の危機にあった町内の高校で地域みらい留学を受け入れている。地域資源を学びの素材として取り入れ、教育の魅力を再構築することで、全国から生徒を惹きつけるようになった。

2024年には定員を超える生徒が入学し、2025年度からは募集定員を40名から80名に増加、岩手の県立高校としては20年ぶりに募集定員を増やした。地域みらい留学の受け入れも2023年からスタートし、5人前後の生徒が岩手県外から入学している。

では、どのような生徒がどのような理由で地域みらい留学を選んでいるのだろうか。

地域みらい留学を選ぶ生徒の6タイプ

一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームの高橋洋平氏によると、地域みらい留学を選んできた中学生の傾向を分析すると、6つほどのタイプに分類できるという。

1. 「再スタート」タイプ

地元の学校以外の選択肢を探している中で、地域みらい留学を知り、豊かな自然やウェットな人間関係に惹かれて進学を決意するケース。生徒は、高校では生徒会長を務めたり、夢に向けて朗読大会に出場したりと充実した生活を送り、希望する進路を実現する。

2. 「自分が呼吸できる場所がほしい」タイプ

都会の生活がしんどいと感じていたり、中学校で空気を読めず、周りから浮いてしまうことも多かった生徒のパターン。留学先での初めての共同生活で、知らない人たちとの距離感、ルール、衝突などでしんどさに向きあい、乗り越えていく。誰かに言われたからではなく、「自分で選んだ」ということがしんどさを乗り越えられるポイント。

3. 「価値観を広げたい」タイプ

「やりたいことが分からないのは、都会しか知らず、外の世界を知らないからではないか」といった疑問から、あえて環境を変えることを選ぶ。留学先でボランティアや町おこしなどに参加し、親や先生以外にも気軽に相談できる「地域の大人」と関係を作っていく。一度これまでの常識から離れて違う価値観に触れ、自分の世界が広がり、やりたいことの輪郭が明確になる。

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