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キッチンでお祈り、ラマダンで動き鈍く…外国人ヘルパーとの「それなりに覚悟が必要」な日常《介護人材不足が深刻な日本で》

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近藤佑次さんとバングラデシュ出身のヘルパー、サニーさん
近藤佑次さんとバングラデシュ出身のサニーさん(写真:筆者撮影)

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2040年には介護人材が約57万人不足すると予測される日本。重度訪問介護の現場でも、外国人ヘルパーの存在感が増している。頚髄損傷を負い、24時間介護が必要な近藤佑次さんもそのひとりだ。

トランポリンでバク宙に失敗→重度障害者に

「体は一生動くようになりません」

これは、近藤佑次さんが24歳のときに医者から言われた言葉だ。

友人たちと遊びで行ったトランポリンでバク宙に失敗した。仰向けに寝転がり、体が動かず、感覚もない。最初は冗談かと思っていた友人たちも、次第に深刻な雰囲気に変わっていった。

「これはやばいな……」と近藤さんは直感した。「すぐに治るものじゃない」と。

救急車で運ばれ、検査が終わった後に医師から冒頭の言葉を告げられた。近藤さんは首の骨を折り、「頚髄損傷(けいずいそんしょう)」を負った。

以来、食事や排泄、風呂などのすべてに24時間介護が必要な重度障害者になった。しかし、1年間の入院、1年半の実家暮らしののち、現在はひとり暮らしをしている。「重度訪問介護サービス」を利用し、交代制で切れ間なくヘルパーに来てもらうことで生活が成り立っている。

1週間に自宅を訪れるヘルパーは14人、うち4人が外国人だ。近藤さんは、この外国人ヘルパーとのやり取りをTikTokやYouTubeなどに投稿している。現在の総フォロワー数は約22万5000人。彼らとのコミカルな掛け合いが人気となり、コメント欄にもポジティブな感想が並ぶ。

近藤佑次さんとバングラデシュ出身のヘルパー、サニーさん(写真:筆者撮影)

日本の介護人材は、2040年には約57万人不足すると予測されている。出入国在留管理庁の公表データによると、介護分野で働く特定技能外国人在留者数は2025年6月末時点で5万4000人で、年々右肩上がりに増えている。

「外国人に介護される」ことは、日本人にとって身近なものになりつつある。しかし、その実態について、私たちはまだあまり知らないかもしれない。近藤さんと外国人ヘルパーの日常を聞いた。

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