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キッチンでお祈り、ラマダンで動き鈍く…外国人ヘルパーとの「それなりに覚悟が必要」な日常《介護人材不足が深刻な日本で》

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近藤佑次さんとバングラデシュ出身のヘルパー、サニーさん
近藤佑次さんとバングラデシュ出身のサニーさん(写真:筆者撮影)
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近藤さんは、行政への働きかけや啓蒙活動をすることは前提にしつつ、「制度に頼り切るのではなく、自分で生活するための力をつけることも大事」だと話す。

動かせる右手で電動車椅子のハンドルを操作する(写真:筆者撮影)

自分らしくあるために“行動する力”が大切

近藤さんは、福祉団体に頼らずに自分でヘルパーの調整をしていた時期がある。ヘルパーを確保するために、エリックさんのときのように友人に声をかけて資格を取得してもらったり、SNSでヘルパー募集を呼びかけたりしている。

「今後サービスが使えなくなるような状態になるかもしれません。そうなったときに、自分で人を集められる力が必要です。自分らしくあるためには、行動する力が大切だと思いますね」(近藤さん)

「自分のような尖った障害者を育てたい」と笑う近藤さんは海外旅行にも果敢に挑戦する。ヘルパーの実家を訪ねてバングラデシュにも行った。一緒に海外に行くヘルパーを自分で手配して、旅を実現させている。

「僕たちはひとりでは旅行に行けないので、どうしてもハードルは高くなります。でも、旅をすると生きる力がつくと思うんです。そういう意味でも(他の障害者を)引っ張っていきたいなと思います」(近藤さん)

バングラデシュでヘルパーとその家族たちと笑顔で過ごす近藤さん。その姿は、外国人ヘルパーを単なる介護者ではなく、ともに人生を楽しむ仲間として受け入れているように見えた。

「今後もいろんな国に行きたい」という近藤さん。海外のでこぼこ道もものともしない(写真:近藤さん提供)

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