「ドローンの資格取得を目指しながら実際にドローンを使って撮影し、プロモーション映像を作成する」
「休憩スペースを塗装し、まるでカフェのような空間に仕上げる」
「産業用ロボットのシステムを組みあげ、空き缶と空きペットボトルを自動分別させる」
これらはすべて、都立の工科高校で実際に行われた授業の内容だ。いずれも企業がバックアップし、最新の技術や知識を学べるようになっている。
工科高校とは工業系の専門高校のこと。いわゆる工業高校だ。工業高校というと、機械系や電気系のイメージも強いが、化学系や建設系、工芸系など多岐にわたり、ドローンやロボット、AIなど時代に合わせて学ぶ内容も変わってきている。
産業界から高まる工業系高校への期待
その工科高校が今、産業界から注目されている。工科高校に求人やインターンシップの受け入れ希望が殺到しているのだ。なぜ今、工科高校が注目されているのか。東京都教育庁高校教育改革担当課長の山本進一氏はこう話す。

