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3億超物件に手付金5000万の異常…「年収3000万でも門前払い?」元フジテレビアナが悟った、都心マンションの"残酷な現実"

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都心マンション
「資産価値」という大義名分のもと、人々は都心マンションに吸い寄せられていく(写真:yama1221/PIXTA)
  • 西岡 孝洋 元フジテレビアナウンサー、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
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さて、不動産の話に戻ろう。マンションを買った人間が、買ったほうがいいと言うと、人はそれをポジショントークだと疑う。では聞きたい。賃貸に住んでいる人が「買ったほうがいい」と言えば信じるのか。マンションを持っている人間が「賃貸のほうがいい」と言えば信じるのか。

「レーシックは素晴らしいと語る眼鏡をかけた医師」を、私は信じることはできなかった。素晴らしいというのならば自分も手術を受けるべきだし、その経験値で語ってほしいと当時の私は思った。

私はこれまでに7戸の家を買い、住み替えてきた。買い続けてきた人間だからこそ、見えてきた景色がある。その経験値で、今の市況を読み解きたい。

「資産価値」に惑わされ、人は都心へと向かってきた

この5年ほど、マンションを買おうとする人の口から最も多く出る言葉が「資産価値」だ。広い部屋がいいとか駅に近いほうがいいとか、そうした希望の最後に、判で押したように、「とにかく資産価値が落ちない物件を」という条件がつく。住むための家を探していたはずが、いつのまにか関心の中心は将来いくらで売れるかに移っている。

だが、この、資産価値が高いという言葉ほど惑わせるものはない。「値上がりしやすい」ことと「値下がりしにくい」ことは、本来まったく別の話なのに、この1語が、2つを都合よく一緒くたにしてしまっているからだ。

その言葉に急かされて、人は都心へと向かってきた。価値が上がる可能性が高いのは都心だ。これは間違いない。だが、その都心を、今、私たちは本当に買えるのだろうか。

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