大和駅の所在地は小田急が「大和市大和南1-1-1」、相鉄が「大和市中央2-1-1」。江ノ島線では中央林間駅から高座渋谷まで、相鉄は大和と相模大塚が大和市内の駅になる。
「大和」という地名は明治時代、周辺の村々が合併した際に名称を巡って一部から不満の声が出たため「和合をもって大をなすことを希求して大和村と命名した」(『小田急五十年史』)ことに由来するという。西武拝島線が通る「東大和」も同様の背景を持っている。
小田急の大和駅は江ノ島線の開業と同時の1929年4月1日に開設。相鉄の前身、神中鉄道の大和駅がすでに存在していたため、「西大和駅」の名称だった。その後、44年6月1日に神中の駅に寄せて移設し、「大和駅」と改めた。相模厚木が「本厚木」に改称した同じ日だ。
乗り換えで乗降客が多い
小田急大和駅の1日平均乗降人員(2024年度)は11万2087人で、小田急全70駅中で11番目、江ノ島線内では藤沢(15万9683人)に次いで2番目に多い。一方、相鉄線では大和駅は10万9219人で、海老名(11万909人)とわずかの差で相鉄全駅中3番目に付けている。
江ノ島線は快速急行・急行・各駅停車と特急ロマンスカーが運転されており、大和には特急「メトロえのしま」号以外の全列車が停車。相鉄は特急から各駅停車まですべての列車が停まる。
相鉄本線は横浜と海老名を結び、西谷で新横浜線からの電車が合流、二俣川でいずみ野線が分かれる。終点の海老名では小田急小田原線と乗り換えができる。
新横浜線は羽沢横浜国大でJR線・東急線とつながる。とくに2023年3月に開業した相鉄・東急直通線は新幹線の新横浜駅や都心方面へのネットワークを広げた。

