東洋経済オンラインとは
ライフ

「パン食べ放題なのに店員が来ない」と炎上も…国内トップまで成長「鎌倉パスタ」、運営元のサンマルクHDが派生業態に注力の訳

9分で読める
フードホールに出店する「てっぱんのスパゲッティ」
フードホールに出店する「てっぱんのスパゲッティ」(写真:筆者撮影)
  • 鈴木 恵美 外食・小売に強いプロ広報/初代プレスリリースエバンジェリスト
2/5 PAGES

そんなパスタチェーンが、今、新たな展開を加速させている。

鉄板の上で出会った、サンマルクHDの“もう一つのパスタ”

南町田グランベリーパーク内のフードホール「Gathering Market」。その一角に、鎌倉パスタとは別の名前を掲げる店がある。「てっぱんのスパゲッティ」だ。

南町田グランベリーパーク内のフードホール「Gathering Market」。多様な飲食店の中に、てっぱんのスパゲッティも出店している(写真:筆者撮影)

注文したのは「一枚ベーコンのカルボナーラ」。並盛300gで1090円という、良心的な価格設定だ。アヒージョも併せて注文する。

鉄板の上に大きなベーコン、熱々のまま提供される。商品としてのわかりやすさはある。

注文した「一枚ベーコンのカルボナーラ」。今回は小盛り(1040円)で注文したが、それでもボリュームがすごい(写真:筆者撮影)
BAR MENUからは海老とブロッコリーのレモンアヒージョ(写真:筆者撮影)
アヒージョに添えられたトースト。単品メニューと同じ規格なのだろうか。アヒージョ向けとしては、厚みが少し気になった(写真:筆者撮影)

なぜサンマルクHDは、鎌倉パスタという看板ブランドを持ちながら、こうした別の名前のパスタ業態を広げているのか。その答えの一端は、同社の決算説明資料にある。

2026年3月期の決算説明資料には、2027年3月期の重点施策として「パスタ業態のポテンシャルの最大化」とある(出所:2026年3月期決算説明会資料より)

重点的に語られている派生業態として、「おだしもん」と「てっぱんのスパゲッティ」がある。

鎌倉パスタ業態について「派生業態の出店によるパスタ業態のポテンシャルの最大化」が掲げられ、おだしもんの高単価・女性客・モーニング需要。てっぱんの小規模店舗・フードコート対応とある通り、単なる店舗数の拡大ではなく、パスタという料理ジャンルを複数の業態フォーマットに分解して展開するという方向性と読める。

3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象