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6月18日、気温は30℃近くまで上がり、京都市は汗ばむ陽気となった。モーター大手・ニデックの株主総会の会場となった市内のホテルには、株主たちが朝早くから続々と押し寄せていた。
去年の株主総会では直前に発表された有価証券報告書の提出延期はまったく話題にならず、牧野フライス製作所のTOB(株式公開買い付け)失敗に関心が集まった。創業者の永守重信氏は当時、「今回のようなやり方(事前通知のないTOB)は日本ではまだ20年間はかかる」と悔しがったが、熱っぽい永守節が今年の総会で聞かれることはなかった。
不正会計に品質不正と、会社の根幹を揺るがす不祥事が相次いだニデック。25年度の決算は未だ公表されず、配当も見合わせとなった。会場前で、ある株主は「公表された情報を信頼して投資したのに、粉飾決算があった。株主代表訴訟を起こす力はないが、どう株主に落とし前をつけるのか聞きに来た」と吐き捨てた。
出席した株主は746人。午前10時に開始された株主総会は約3時間50分に及んだが、社外取締役の大半を刷新した取締役12人の選任議案や永守氏の役職だった「グローバルグループ代表」の肩書を定款から外す議案など、提案された5議案は最終的には可決された。
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