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キャリア・教育

口を開けば「それって意味なくね?」と切り捨ててしまう若者たちが、実は仕事に求めている"至極ごもっとも"な本音

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「若いうちは修行だ」なんていうスローガンは今の若手にはピンとこないという(写真:miyuki ogura/PIXTA)
  • 大神 千穂 一般社団法人成長企業研究会理事、株式会社ワンストップHOP取締役
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ただし、自己成長に具体的なイメージがあるわけではありません。学生や社会人経験が浅い人は、まだ仕事における課題感も達成感も十分でなく、キャリアの解像度が低い状態です。

「では、あなたはどのようなキャリアプランを描いているのですか?」と逆質問をしても、具体的な回答が得られることは多くないでしょう。

漠然と「何者か」になりたい。あるいは、「何者か」にならねば生き抜いていけない。具体的なスキルや実績よりも、自分の市場価値やキャリアの明確化に対する危機感に近い願望があるのだと思います。

世間では賃金がなかなか上がらないと言われ、AIに仕事が奪われていくと煽られ、副業や独立も自由だとささやかれ、コスパ・タイパが悪い仕事をしていると恥のように思える。終身雇用などまるでリアリティがなく、自分の市場価値を高めて効率良くキャリアを駆け上がっていくことが、ひとつの成功モデルになっているのでしょう。

「若いうちは修行だ」はピンとこない

「頭の悪い人」になりたくない。「頭のいい人」側でありたい。

情報弱者で「いいように会社に使われている」と周りに思われたくない。

効率良く合理的に「正解」を選んでいる自分に見られたい。

あまり品のいい表現とは思えませんが、このような情報をSNSやショート動画でさんざん刷り込まれていることが、若い世代の価値観や行動原理につながっているように思います。

そんな彼らの漠然とした未来を言語化して示すことが、小さな会社における採用のポイントです。

若い人たちは、「自分に落ち度があること」や「不合理な選択をした自分」をものすごく恥ずかしいと思いがちです。自分でも「よし、変なところはないな」と納得ができて、他人にも明快に説明できるような、処遇を明確にしたキャリアプランを求めています。そのほうが間違いのない選択をした自分に安心できるからです。

また、将来の道筋が明らかであれば、親の確認(オヤカク)もクリアしやすくなります。

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