さらに、980円なのは3カ月分のみであり、残り9カ月は月額2600円となる。その結果、月額契約と誤認し、意図せず1年分の総額2万6340円を請求される人が続出した。
契約画面のキャプチャを見てわかる通り、確かに「総額は12カ月で2万6340円です(キャンペーン価格:最初の3カ月は月額980円、残り9カ月は月額2600円)。本プランには12カ月の最低契約期間があり、期間中にご解約された場合でも、毎月の請求は発生し、契約期間が終了するまでサービスをご利用いただけます。」と記載されている。
DAZN側からすれば、この注意書きを読まずに契約したユーザーの落ち度だと主張することもできるだろう。だが、契約内容を誤認する人が続出するほど不親切な設計(UI)だったため、その信頼は失墜した。小さくて薄い字で書かれた「12カ月の最低契約期間がある」ことを見落とした人に契約させ、想定外の金額を巻き上げようとしているのでは?と、指摘されるほどだ。
意図せず総額2万6340円払ってしまった人々の反応
こうした契約内容のわかりづらさが誤認を生み、炎上へとつながった。実際に契約し、意図せず12カ月分の費用を支払った人々の反応を見てみよう。
・騙されて契約してしまって反省している
・いくらなんでもトラップすぎる
・何かの法律に抵触するのでは?
・パッと見で最低契約期間があると見抜けるわけがない
・消費生活センターに相談した
など、怒りの声や悲しみの声が多数挙がっている。それもそのはずで、AmazonプライムやNetflixをはじめとした動画配信サービスでは、月額制のサブスクリプションが基本なのだ。こうした一般的なサブスクでの支払いが月ごとだからこそ、無意識に月額980円だと思い込む人も多かったのではないだろうか。
ちなみに、6月13日23時時点では「年間プラン(月々払い)」と記載されているが、以前は「月額プラン(最初の3カ月)」と記載されていたため、より誤認しやすい状況だった。その結果、「騙された」という感情が膨れ上がり、人々の怒り・悲しみの火に油を注ぐ事態となった。
常日頃からあらゆる事態を「自己責任」という言葉で片付けられる日本だが、あまりにも意図せず契約した人が多いことから、SNSを中心に炎上が起こった。その炎上についてインターネットメディアでも取り上げられる事態に発展している。
