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どこまでも自由になれる"究極のファンバイク"…第4世代になったドゥカティ新型「ハイパーモタードV2/SP」の超進化

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ドゥカティ「ハイパーモタードV2」(左)と上級機種「ハイパーモタードV2 SP」(右)(写真:DUCATI)
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電子制御も一段と進化。6軸IMUによるコーナリングABSやトラコンに加え、新たに進入スライドを許容する「スライド・バイ・ブレーキ」を搭載。先代からさらにコンパクトかつシャープに引き締まったスタイルからも、優れた運動神経の持ち主だと容易に想像できる。

試乗インプレッション

従来型を大きく上まわる軽快さが印象的。177kgの軽量な車体と新型890cc Vツインの扱いやすい出力特性により、タイトなコーナーが連続するセクションでも思いどおりのラインを描ける(写真:DUCATI)
アップライトなライディングポジションは視界が広く、車体コントロールも容易。モタードらしく積極的に荷重移動を行いながら、コーナーへ鋭く飛び込んでいける(写真:DUCATI)

まず驚くのは大幅な軽量化。先代の「950 SP」から車両全体で、なんと14kgものダイエットに成功している。もともと軽量だったモタードバイクからこれだけの質量を削ぎ落とすのは、まさに執念のエンジニアリングと言えるだろう。

その俊敏すぎる動きに最初は正直戸惑った。ワイドなハンドルバーにSP専用の軽量鍛造ホイールが組み合わさったことで、ターンインが恐ろしいほど鋭く、うっかり曲がりすぎてしまう。ほどなくしてその俊敏さに慣れてくると、タイトなコーナーを左右にひらりと切り返しながら、まさに自由自在にラインを刻むことができる。

モタードらしいシャープなマスクを象徴するフルLEDヘッドライト。左右に埋め込まれたDRLと一体化したデザインは、軽快さとアグレッシブさを強調し、新世代ドゥカティの個性を際立たせる(写真:DUCATI)
タンクカウルはハイパーモタード伝統のワイドなフォルムを継承。ニーグリップ性を高めると同時に、前方へ張り出した独特の造形がモタードらしい躍動感を演出している(写真:DUCATI)
SP専用のフラットシートを採用。シート側面からサイドカバーまで連続して施されたテクスチャーには滑り止め効果があり、マシンとの一体感を高めている。わずかに見えるトレリス構造のシートレールにドゥカティらしさが残る(写真:DUCATI)

エンジンは新設計のV型2気筒で、ドゥカティの代名詞とも言えたバルブ強制開閉システム「デスモドロミック」を廃止し、一般的なバルブスプリング式を採用。さらに吸気可変バルブタイミング機構(IVT)が組み込まれている。伝統派からは寂しがる声も聞こえそうだが、実際に乗ればそのネガは一瞬で吹き飛ぶはずだ。

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