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どこまでも自由になれる"究極のファンバイク"…第4世代になったドゥカティ新型「ハイパーモタードV2/SP」の超進化

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ドゥカティ「ハイパーモタードV2」(左)と上級機種「ハイパーモタードV2 SP」(右)(写真:DUCATI)
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新型890cc・90度Vツインエンジンは従来型よりコンパクトかつ軽量化され、凝縮感のあるプロポーションを形成。軽快なスタイリングに貢献している(写真:DUCATI)

その並々ならぬ力の入れようは、試乗会の舞台選びからも伝わってくる。ドゥカティ本社のお膝元であるイタリア・ボローニャに世界中からジャーナリストが集められ、腕試しのステージとして用意されたのは、彼らが新型車の開発テストでも実際に使い倒している「モデナ・サーキット」。ドゥカティがこのマシンに込めた絶対的な自信の表れととれるのだ。

エンジンも車体も完全新設計

新型パニガーレV2譲りの890cc・90度Vツイン。ドゥカティVツイン史上最軽量となる54.5kgのエンジンは、IVTの採用により4000rpm以上で最大トルクの80%を発揮するなど、幅広い回転域で力強く滑らかな加速を実現する(写真:DUCATI)
ハイマウントのツインマフラーは歴代ハイパーモタードの象徴。スリムなテールデザインと一体化しながら、Vツインらしい迫力あるサウンドを奏でる。テールライトもフルLEDタイプ(写真:DUCATI)

注目は全面刷新されたパワーユニットだ。新型「パニガーレV2」譲りの890cc・90度Vツインを搭載し、デスモドロミックに代えてバルブスプリング式を採用。吸気可変バルブタイミング機構(IVT)によりシリーズ最強の120psを発揮し、低中速域から幅広い回転数で力強いトルクを維持する。

エンジン重量は従来比で6.4kgも軽い54.5kgとし、バルブクリアランス点検も4万5000kmごとに延長された。車体も新設計となり、伝統のトレリスフレームからアルミモノコック構造へと進化。スイングアームもパニガーレ同様の両持ちタイプに刷新された。

ブレンボ製M50モノブロックキャリパーとφ320mmダブルディスク、オーリンズ製NIX30倒立フォークなど、SPにはストリートのみならずサーキットを制するための最高峰のパーツが奢られる(写真:DUCATI)
リアサスペンションもオーリンズ製の全調整式STX46を採用。車体左サイドにマウントされたシングルショックタイプで、シンプルな構造によりメンテナンス性も向上。セッティング作業もしやすい(写真:DUCATI)
アルミモノコックフレームと両持ち式スイングアームを組み合わせた新世代シャシー。軽量化と剛性バランスを追求し、驚くほど軽快なハンドリングを実現した(写真:DUCATI)

さらに上級モデルのSP仕様はオーリンズ製サスペンションと鍛造ホイールを備え、車重もスタンダードより3kg軽い177kgを実現。これは日本だと中型バイクの400ccクラスの車重と大差ないレベルである。

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