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ライフ #ジモトのアタリマエ──観光客の知らない知恵と常識

「チキン南蛮はまだ進化中」「真っ黒焼けがおいしそう」宮崎といえば牛…の陰で、県民が愛してやまない"鶏文化"の世界

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鶏の炭火焼き。煙と炎をもうもうと上げながら焼かれる(写真:宮崎県観光協会提供)
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また、鶏の炭火焼きを真空パックにした商品も多く、駅や空港、サービスエリアなどで観光客向けに販売されているのをよく目にする。しかし、実はスーパーマーケットにも多く並んでおり、自宅用に購入する地元民も少なくない。近年、こうした真空パック商品の品質は大きく進化していると感じる。

スーパーに並ぶ真空パックの鶏の炭火焼き。もも肉を使ったものだけでなく、むね肉やせせり、なんこつなどさまざま(写真:筆者撮影)

正直なところ、以前は「店で食べるものとは別物」という印象が強く、良くも悪くも「土産物」という感じがしていた。しかし、加工技術が向上したのか、最近の商品は炭火の香りや肉のうまみをしっかりと感じられる商品が増えているように思う。地元民が利用するスーパーマーケットに数多く展開されているのも納得だ(ちなみにコンビニでも小さいサイズが売られているのをよく見かける)。筆者も晩酌のお供にときどき利用している。

温めて皿に盛ると、そこはもうニシタチ(宮崎最大の歓楽街)だ(写真:筆者撮影)

地元民の暮らしにも根付く鶏文化

鶏を愛する宮崎。地元スーパーの鶏肉コーナーにも、もも肉やむね肉、せせり、ハツ、レバー、砂ずり(砂肝)、鶏皮、ナンコツなどさまざまな部位が当たり前に並んでいる。

ハツ(心臓)。調理しやすいよう開いてあるのがうれしい(写真:筆者撮影)
鶏ガラも並ぶ。一般家庭ではなかなか使う機会がないが、飲食店の方は活用されているのかもしれない(写真:筆者撮影)
ハツの根元部分だという「ハツモト」。実は筆者も初めて見た。購入して焼肉のたれで焼いてみたところ、見事な酒泥棒ができあがった(写真:筆者撮影)
レバーの前には、鶏肉の生食文化があるからこその注意書きが(写真:筆者撮影)
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