マツダのブランドアイコンである「ロードスター」。
いまでは希少となったライトウェイトスポーツカーとして、唯一無二の存在と世界観がグローバルで根強い人気を得ている。累計販売台数(2026年3月時点)はグローバルで124万台、日本では24万台に達した。
そんなロードスターに対して、マツダファンが気にかけているのは「次のロードスター」の姿だ。
以前、EV化の可能性について、歴代主査の声をお伝えした。だが、自動車産業は直近でアメリカの関税や中東情勢による資材高騰、さらに中国地場メーカーによる驚異的な長短期での新車開発など、市場環境は大きく変化している。
そうした中、マツダは未来に向けて大きく変わろうとしている。
毛籠勝弘社長は、26年3月期決算報告会で「不確実な時代であっても、その不確実性の中で利益を出せる構造へ経営を着実に進化させる」と、マツダ改革を強調した。この改革の中には当然、ロードスターも含まれる。
毎年恒例「軽井沢ミーティング」の現場から
そんなロードスターの未来を肌で感じるため、今年も世界最大級のロードスターファンイベントである「軽井沢ミーティング」に出かけた。
今年は、駐車券応募総数3070台のうち駐車券当選は1100台。参加台数は各種関係車両などを含め、1160台という一大イベントだ。このうち型式の比率は、NA:22%、NB:8%、NC:8%、そしてND:62%。
また、参加者の平均年齢は51.6歳、海外からの参加は約50名だった。
筆者の軽井沢までの相棒は、ロードスターに新たに登場した「12R(イチニアール)」である。
12Rは、国内モータースポーツの「スーパー耐久」シリーズに参戦する、マツダのワークス活動「マツダスピリット・レーシング」の知見をロードカーに反映させた、200台の限定車である。新車価格は761万2000円だ。
